2023.05.19「おとも」のひとりごと
自由研究②
前回は、
無花粉スギを開発してまで、なぜスギを植えるのか?
他の木を植えればよくない?
というところで終わりましたが、
でも杉って、軽くて柔らかいので加工しやすく木目も美しく、建材としては昔からなくてはならない素材なんですよね
成長スピードが早く、真っ直ぐ伸びる点も優秀で、戦後の建築材不足の中、高値で売買されたこともあり、どんどん植えられたと。
今や、杉林の総面積は日本の国土の12%だそうです。更にこれまたやっかいな花粉を飛ばすヒノキ林を合わせると国土の約2割が花粉モノ🤧
で、スギが花粉を本格的に飛ばし始めるのが、植林後30年(1970年頃)飛ばしピークが50年目。
その後、徐々にピークアウトするかと思いきや、まさかの〝横ばい〟
スギヒノキの寿命は何百年単位。
ちなみに屋久杉は樹齢1000年以上の杉だけの呼び名で、中には樹齢2000年、3000年のものもあるんです。
西暦より古い・・
国土の2割がこれからも超・長期に渡り花粉を飛ばし続けるんですよ!
つづく。
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